Chromeで表示される広告プライバシーの強化について
Chromeを開くと、突然「Chromeで表示される広告プライバシーの強化について」という告知が表示された(右図)。
最初に「ユーザーの選択の幅が広がる新たなプライバシー機能がリリースされます。」とあり、なにやらよさそうな感じもする。
内容は、Chrome ブラウザで表示される広告について、ユーザーが制御できるよう強化されたともとれる。はたしてそうなのか?
下方にある「理解した」あるいは「設定」ボタンをクリックしない限り何もできない状態になる。
「理解した」は Chrome の言う通りにするというのと同じなので、この際、広告はあまり表示して欲しくないこともあり、そういうことができるのかを含めて、広告について調べてみることにした。
そこで、文中の「Chrome で表示される広告の詳細」の「⋎」ををクリックして表示する。
Chrome で表示される広告の詳細
そこには、
- 広告の有用性が向上
- ウェブサイトによる広告の提案
- 広告効果の測定
等について記述されています。
この文章を読んで理解できた場合は、ここで【理解した】を押しても良いが、更に何らかの詳細設定に触れたい場合は、「設定」ボタンを押す。
設定「プライバシーとセキュリティ」画面へ移る
「設定」を押すと、Google chromeプラウザーの内部設定の画面が表示される。
現在の状態が表示される:
- 広告のトピックは「有効」
- ウェブサイトによる広告の提案も「有効」
- 広告の測定も「有効」
各項目の右端の▶をクリックして一つ一つ見てみる。
広告のトピック
ユーザーの閲覧履歴に基づいて判断し、パーソナライズされた広告を出すようにするとのこと。
「有効」を「無効」に変更しておく
ウェブサイトによる広告の提案
ユーザーが訪れたサイトの広告を、同じ広告主の別のサイトを訪問した時にも広告を表示させる、とのこと。
「有効」を「無効」に設定する。
広告の測定
サイトと広告主が広告効果を測定することができる、とのこと。
有効になっているが無効に変更する。
広告プライバシー設定のまとめ
すべての設定を「無効」にした。
設定はいつでも見直し(変更)可
これは、今回に限った変更・設定ではなく、いつでも変更が可能です。
chrome://settings/adPrivacy
のアドレスさえ覚えておけば、いつでも設定・変更できる。