試行したメール ソフトとまとめ


メールソフトの比較表

Outlook 2013、Outlook.com、それに Gmail を、 Windows Live メール 2012 と比較した。

〇:Windows Live メール と同等の機能や操作性

◎:Windows Live メール よりも優れた機能や操作性

△:Windows Live メール よりも劣る機能や操作性

✕:Windows Live メール に匹敵する機能や操作性が無い

現講習で採用されている項目での比較


機 能 / 操作

Windows Live

メール 2012

Outlook 2013 Outlook.com Gmail
01  ソフトウェアの準備

 Microsoft  Essentials

(無料)

 Microsoft  Office  2013 (有料)

 Microsoft

 Web アプリ

(無料)

 Google

 Web アプリ

 (無料)

02  講習毎に差出人名を受講者名に変更できる 〇     〇    
03  メール画面に「クイック分類」 ✕(1*)   〇(31*)
04

 メール画面に「フォルダー一覧 (受信トレイ/下書き/送信済み/迷惑メール/ごみ箱)」

〇(2*)   〇    
05

 メール画面に「送信トレイ」

〇     △(32*)
06  メール形式(テキスト/HTML)の切替 〇     〇    
07  プレビューウィンドウの表示/非表示 〇     ◎(33*)
08  テストメールの送信 〇   ✕(10*) 〇    
09  アドレス帳への手入力での登録 〇     〇    
10  アドレス帳を使ってのメールの送信 〇(3*)   〇    
11  受信したメールの差出人をアドレス帳に登録 〇     〇    
12  メールにある複数の宛先をアドレス帳に登録 〇     △(34*)
13  送信メールの作成 〇     〇    
14  下書き 〇     〇(35*) 
15  メールの送信 〇     〇    
16  送信したメールの確認<送信済みアイテム> 〇     〇    
17  メールの受信(「送受信」ボタン) 〇   ✕(10*)  〇    
18  未開封/開封済み区別 〇     〇    
19  返信済/転送済マーク 〇     ✕(36*)
20  重要度レベル 〇     ✕(37*)
21  添付物あり印 〇     〇    
22  目印(受信者が付ける、旗印マーク)  ◎(4*)   〇(38*)
23  迷惑フォルダーと受信トレイへの戻し 〇     ◎(39*)
24  返信の作成と送信 〇     〇(40*)
25  複数の宛先に返信 〇     〇    
26  メールの削除 〇     〇    
27  ごみ箱フォルダーからの完全削除 〇     〇    
28  CC/BCCを使う 〇     〇    
29  署名の作成/削除 〇     〇    
30  複数の署名の活用 〇     △(41*)
31  添付ファイルの受信 〇     〇    
32  添付ファイルの保存 〇     〇    
33  ファイルを添付してメール送信 〇     〇    
34  画像ファイルを添付してメール送信 〇     〇    

   1*:Outlook 2013 には「クイック分類」→全てのアカウントの「新着メール表示」機能に相当するものは無い

   2*:「削除済みアイテム」フォルダーが「ごみ箱」の機能を果たしている

   3*:宛先/CC/BCCに挿入する連絡先を、アドレス帳を検索して選ぶが、検索過程と方法に多少疑問はある

   4*:目印としてのフラグを付けるだけでなく、予定したことが完了したことをチェックマークで記録できる

 10*:送受信をコントロールするボタンがなく、全て30分間隔の自動受信となり、講習には使用できない

 31*:「受信トレイ」には全てのアカウントの新着メールが表示される

 32*:「送信済みトレイ」のみ

 33*:積極的に使うようにはなっていない、セキュリティの観点から好ましい仕様と言える

 34*:少なくない数の画面と操作が必要、しかも宛先の自分を連絡先に登録できない(参照:宛先を連絡先へ登録

 35*:一定時間ごとに下書きに保存される。これによって、書きかけのメールを消してしまうなどのトラブルを防ぐ

 36*:転送済または返信済を意味する小さい矢印のアイコンは表示されない

 37*:「重要度:高」や「重要度:低」というマークは付けられない

 38*:目印としてスター(☆)を付ける方法です(参照:メールにスターを付ける

 39*:迷惑メールとして判断した理由も表示される

 40*:返信メールは元のメールの下に内容が表示される(スレッド表示:話題ごとにまとめて表示される表示)

 41*:標準では、ひとつのメールアドレスで複数の署名を使い分ける機能はないが、

送信元として使用するメールアドレスが複数存在する場合、メールアドレス毎に署名を設定できる

追加比較項目


機 能 / 操作

Windows Live

メール 2012

Outlook 2013 Outlook.com Gmail
01  Edge でのメーラーの起動     △(11*)

△(11*) 

01  外部メールアカウントの追加 - DeltaSync ー   ー   

ー    

02   同上 - Exchange ActiveSync 〇     〇    
03   同上 - IMAP (携帯アカウント) 〇     ✕    
04

  同上 - POP

〇   〇    〇    
05

  同上 - catv-yokohama (SMTP 認証)

〇     〇    
06

 連絡先のインポート

    〇    
07  「自宅電話(=班No.)」での班グループ作成 ✕(5*)   △(42*) 
08  添付できるファイル - サイズ   ~20MB/ファイル    ~25MB/ファイル
09   同上 - 実行ファイル(.exe など)   ✕      ✕    
10

  同上 - パスワードで保護されたZIPファイル 

  ?      ✕    
11  メール画面に広告が表示されない 〇  〇    ✕(12*)  〇    
12  受信メールのセキュリティチェック ✕   ✕(43*) ✕(43*)  〇(43*) 
13  添付忘れ防止機能       〇(44*) 

   5*:グループ作成で、連絡先の検索ダイアログでは、「自宅電話(=班No.)」での並びがまったくできない。

このため班別のCSVファイルを事前に作成しそれを連絡先サブフォルダーにインポートし、そのサブフォルダーを元にグループを作成するという方法を執らざるを得ない(参照:大連絡先グループを作成する)。

 11*:Edgeで起動するにはCookieを有効にする必要がある

 12*:広告を表示しないようにするには、有料版にしなければならない 

 42*:グループ作成で、連絡先の検索ダイアログでは、「自宅電話(=班No.)」の検索を繰り返して行う必要がある

 43*:Gmail はウイルスに汚染されている、あるいは汚染の恐れある POP メールには、

   サーバーからダウンロードしないで、 受信アドレス宛に警告メッセージを送信します。

   参照:Gmail のセキュリティ - ウイルス対策

 44*:本文に「添付」や「追加」という言葉があったときに添付ファイルが付いてないとアラートが出る機能

   参照:添付漏れ防止機能