Windows 10 の Anniversary Update (v1607)で搭載された新機能です。簡単な操作で、支援を提供する側は支援を受ける側のパソコンを直接サポートすることができる。以前のバージョンでの「リモートアシスタント」の機能に相当している。
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クイックアシストの機能を利用するには、支援を受ける側、支援を提供する側両方で、クイック アシストのアプリを起動する必要がある。
クイックアシストを起動する方法には、以下の2つの方法があります。
「スタート」> アプリ一覧 >「Windows アクセサリ」>「クイック アシスト」で起動
検索ボックスに「クイック」あるいは「アシスト」と入力し、ヒットする「クイック アシスト」をクリックして起動する。
クイックアシストを起動すると、「クイックアシスト」のウインドウが表示される。
「支援を受ける」か「支援を提供する」のどちらかを選択するようになっている。
ここでは「他のユーザーを支援する」を選択する。
※
支援を受ける側も、同じ画面が出る。
「アシスタントからのコード」を待つようにガイドする。
1)サインインを求められるので、MicrosoftアカウントのIDを入力し、
2)「次へ」をクリックする。
6桁のセキュリティコードが表示される(この番号はその回の接続のためだけで、毎回変更となる)。
有効期限は10分。
このコードを支援を受ける側へ連絡して、クイックアシストへ入力してもらう。
連絡方法には、電話やSypeの他に、クリップボードにコピーしておいてメモ帳などに貼り付けて送ったり、メールで送信したりする。
クリップボードにコピーの場合
メール送信の場合
支援を受ける側も、クイックアシストを起動する。
起動したら、支援者からの6桁のセキュリティ・コードを待つ。
コードの通知があったらボックスにセキュリティコードを入力する。
セキュリティコードを入力する画面が表示される。
連絡を受けた6桁のセキュリティコードを入力する。
「画面の共有」をクリックする。
「接続中」の画面に切り替わる。
支援側には共有オプション選択の画面がでる。
「◉完全に制御する」が選択されている。
「続行」をクリックする。
「画面を共有する」ウィンドウになり、共有の確認をうながされる。
相手のMicrosoftアカウントに設定している名前が表示されるので、それが正しいことも確認して「許可」をクリックする。
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双方とも接続中の画面に切替わり、やがて接続が完了する。
クイックアシストのウィンドウ内に支援を受ける側のデスクトップが表示される。
リモート接続で直接操作できるようになる。タスクバーも表示されている。
クイックアシストのウィンドウは、サイズ変更ができる。
画面共有中は「コメント」ボタンから手書きコメントで相手のデスクトップにフリーハンドで問題点を伝えたり書き込みができる。「タスクマネージャー」を遠隔起動してPCの状態を確認したりできる。
画面上部中央に「画面の共有は有効です」と表示される。
このボタンはドラッグで移動ができる。
「共有を一時停止」ボタンをクリックし、共有を一時停止することができる。
支援を受ける側、支援を提供する側のどちらでもよいが、クイックアシストウィンドウの「閉じる」ボタンをクリックする。
あるいは、支援する側で、クイックアシストの「終了」アイコンをクリックする。
支援する側は「画面の共有が終了しました」という黒色の画面に変わる。
支援を受ける側には、「画面の共有が終了しました」という画面になる。
クイックアシストを閉じようとすると、支援を提供する側と支援を受ける側双方で、クイックアシストのアンケート画面が出る。
改善案があれば入力して送信する。
無ければ、「閉じる」ボタンをクリックする。
支援を提供する側からスタートメニュー、タスクバーを表示させる方法が無い。
支援を受ける側に操作を行ってもらう必要がある。
クイックアシストはエディションに関係なく全てのWindows10で利用可能ではあるが、他のバージョンのWindows とは接続できない。Windows 10 同士専用の機能となっている。
Skypeなどのインスタントメッセンジャーや、電話などの通信の手段を別に用意する必要がある。